２０歳で学校を卒業した後の中国料理店でのアルバイトで、初めて飲食業の楽しさを知りました。 働き始めた時に、お客様から頂いた言葉「美味しかった、また来るよ」の一言が、とても衝撃でした。 ご飲食をしていただき、お金をいただいて、さらに笑顔で「ありがとう」とまで言っていただける。 なんて素晴らしい仕事なのだと思いました。 そして飲食業を２５年続けている中で、人にとってお食事をとる時間（場）ってとても大切だと日々感じています。

－人と人を繋ぐ－

見た目も美しく、美味しい食事をとると、あたりまえですが幸せな気持ちになれます。
その上で交わす人との会話は、ただ会って話をするだけなのと違い、相手との距離や絆を深める事に繋がっていると感じています。

－大切な思い出の１つになる－

友人や家族で行った旅行の思い出話を後から語り合う時には、訪れた観光の話だけでなく、「あそこで名物の〇〇食べたよね！」とか「あれ美味しかった！」とか、旅行先で食べたお食事も訪れた観光地に負けないくらい記憶に残り、楽しかった旅行の大切な思い出の１つとなっています。
このようなお客様の幸せを感じる場面に立ち会える事は私たちにとっても幸せなことです。

以前、スタッフのみなさんに「仕事をしていて嬉しく感じたこと、感動したこと」を訪ねるアンケートを行った時も、その時にほとんどの回答が、お客様やスタッフ同士での温かい関わりを感じる幸せなエピソードばかりで、皆が同じ気持ちでいる事を感じました。
そんな気持ちや想いは経営理念にも現われています。私たちの経営理念は「感謝やありがとうが生まれる幸せなおもてなしを」です。これはアンケートにもあったような私たちが大切にしたい価値観や役割を考えた時に辿り着いた言葉です。元からスタッフ皆の心にあった想いですが、それを私たちの目指す姿だと経営理念として共有した事で、日々、その想いが社内全体で強くなっているように感じています。
これからも、お客様と私達が一緒に幸せになれるお店創りを目指していきたいと考えております。